超字幕「超字幕/ホワイトカラー Season1 Episode 1」より:

in plain view
目につくところで、どこからも丸見えで


FBIから特別に出所を許可されているニールには、
居場所を特定出来るGPS装置が足首についている。

ダッチマンのアジトに一人飛び込み、捕まったニールは
ピーターが必ずそのGPSを辿ってここに来ると踏んでいる。

こうしてニールが逃亡したという体でここに乗り込む口実を与えれば
ピーターは令状無しでもダッチマンを逮捕できるはず・・・
それがニールの考えた作戦であった。

そして彼の読み通り、GPSを辿ってピーターがアジトに踏み込んでくる。

This is what the law calls an “Exigent circumstance”!
これは「緊急性の事態」と呼ばれる!(ピーター)

Any of you Harvard grads know what that is?
ハーバード卒業生諸君で知ってる者は?(ピーター)

Huh? No hands? Diana?
どうだ? 誰も居ないか? ダイアナ?(ピーター)

“Exigent circumstance” allows us to pursue a suspect onto private property,
「緊急性の事態」においては容疑者の潜伏先に侵入が許されます、(ダイアナ)

without obtaining a warrant.
令状無しでも。(ダイアナ)

And to seize any and all evidence that has been discovered in plain view,
さらに目につく全ての証拠を押収出来る、(ピーター)

regardless of the connection to the original crime.
本件との関連があろうと無かろうとだ。(ピーター)


exigent「危急の、緊急の」。

pursue「追跡する、追及する、続行する」。

obtain「得る、獲得する、手に入れる」。

そして in plain view は「目につくところで、どこからも丸見えで」。

plain は「分かりやすい、凝っていない、平野」といった意味がありますので
in plain view は「遮るものがない状態で見えている」ということで
ここでは「目につく全て」という解釈です。

regardless of~「~にかかわらず、~を問わず」。

初回からニールの機転とピーターの頭脳が上手く補いあい
長年解決出来なかった難事件を解決してしまいます。

この功績が認められ、ニールは仮雇いの身から正式なFBIコンサルタントに昇格、
ここから「ホワイトカラー」の物語が始まっていきます。


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